2009年 12月 23日

Fhilippin Mami

12月のお題 -冷たし

Fhilippin Mami_c0035318_063267.jpg


 「冷たし」時には、暖かい麺類!かなり、季語の曲解、こじつけのような感じ? とあるフィリピナーとの会話で日本のラーメンそっくりのMamiが話題になって調べることに・・。
 フィリピンのMamiは、見かけはまるで日本のラーメンのようだ。ラーメン(拉面?)は中国を起源として東南アジア一帯に広まったわけだから、似ていてもさほど不思議ではない。フィリピンでは家庭料理や街の屋台のメニューとしてポピュラーらしい。調べてみると麺はエッグヌードルもしくはきしめんの様なライスヌードル(河粉)、スープはチキンスープが主流だが、ビーフやポークもある。フィリピンでは1918年に中国からの移民、Ma Mon Lukがチキンヌードルの行商を始めたことが発祥、当初は肩に掛けた竹竿の前後に食材をぶら下げることから始め、やがてはレストランを開いた。名前のMaと中国語でレシピの意味のMiからMami(馬味?)、一説ではタガラグ語のManak(チキン)とMiki(エッグヌードル)からの命名との説もある。
 以前台湾で経験したことがあるが、日本人がアジアのラーメンを食べると、その麺の"こし"のなさにがっかりすることもある。たいていが手延べ麺、ぐるぐる回して伸ばしていくためこしがなくなるのだろう。
 麺類はアジアの味、アジアの文化。ぜひ各国の麺を試してみたいものだ。日本にはオリジナルな蕎麦と、うどんがある・・、フォーリナーに解ってもらえるかな。
 

by yayoigaoka | 2009-12-23 00:16 | World topic | Comments(2)
Commented by kinokoji at 2009-12-23 00:34
20年前のドイツのラーメンの麺はスパゲッティでした。ドイツで作った手打ちうどんは そこの日本人の奥さんには大好評でした。
Commented by yayoigaoka at 2009-12-24 00:11
スパゲッティのラーメン?コシがあってよかったりして!?
海外に行くと食べたくなるのは、やはり麺類ですね。
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